エアコンを買うのも取り付けもネットで完結!はじめてエアコンを購入する方も簡単・安心!|現役のエアコン設計者が徹底解説します!

本サイトでは、そんなエアコンのプロが、エアコンをはじめて買う方にも、分かりやすく、簡単に、購入するための手順を紹介しています。

エアコンを買いたい!と思ったとき、今までは、

  • 量販店で店員さんの説明を聞いて選ぶ
  • 取りつけ工事も量販店にお任せ

というイメージでしたが、最近ではネットでエアコンを買う方が急増しています。

とは言ってもやはり、

  • どのエアコンを選んでいいか分からない
  • 取り付け工事はどこに頼んだらいいか分からない

という方が多いですよね。

このサイトでは、これらの悩みを解決していきます。

目次

そもそも、エアコンをネットで購入するメリットって?

量販店で買うよりもかなり安い!

ネット通販では、店舗で販売するまでの人件費がかからないため、安い価格設定になっています。

なので、量販店で、店員さんに面倒な交渉をしなくても、かなり安く買うことができます。

また、型落ち機種にいたっては、もっと安く買えることがあります。

店員さんと面倒なやり取りをしなくて良い!

店員さんとのやり取りは面倒ですよね。

面倒なやり取りをしたあげく、店員さんの説明に流されて、売りたい製品を買わされてしまうことが多いです。

ネットなら、自分でゆっくりと選ぶことができ、昼夜問わずに、いつでも購入することができます。

メーカーによっては、売った店員さんにインセンティブが入る仕組みもあるそうです。店員さんの話術に流されるのは注意です。

家電量販店で扱っていないモデルが買える!

これは、「安く購入する」ことにつながりますが、各エアコンメーカーから出ている、いわゆる「住宅設備用のエアコン」を購入することができます。

住宅設備用といっても、特別なモノではなく、量販店用とほとんど違いはありませんが、商流の違いで安く購入することができます。

住宅設備エアコンについて詳しくはこちらにまとめました。

取りつけ工事業者を自分で選べる!

選べると言っても、面倒なだけでは?

と思われるかもしれませんが、エアコンの取りつけ工事はとても重要なことなのです。

この取りつけ工事は、業者によって、全然仕上がりが違います。

家電量販店の下請け業者は、丁寧さよりも作業効率を重視してしまう場合が多いです。

1日に少しでも多くの作業を行うことを優先し、「手抜き工事」になってしまうことも。

量販店では、エアコンの取りつけも一緒にお願いできるので簡単!と思いますが、自分で業者さんを選ぶことはできません。

どんな業者さんに当たるかは運次第なのです。

エアコンをネットで購入する方が急増中!!

エアコンをネットで購入する方が急増している理由は、

コロナ禍で外出をひかえる方が増えたことや、お家時間の快適さを求め、エアコンの需要自体が増えたことにもよりますが、

その一番の理由は、あるブレークスルーが起こったことが引き金になっています。

それは、「くらしのマーケット」の登場によって、

『取り付け工事業者への依頼が、簡単かつ信頼度の高い業者を個人で選べるようになった』ことです。

今まで、エアコンをネットで買う人が少なかった原因の一つは、取りつけ工事の依頼でした。

しかし、今では、「くらしのマーケット」によって、個人でも、信頼度の高い業者に依頼することができるようになったのです。

エアコンをネットで買って取りつけるまでのステップ

それでは実際に、エアコンを買って取りつけるまでのステップを解説していきます。

手順はたったの3ステップ!とても簡単です。ステップ0は、とばして頂いてもかまいません。

STEP
エアコンを選ぶ

お部屋の畳数や機能から、お好きなエアコンをネットで選びましょう。

STEP
ネット通販サイトを決めて注文

家電量販店のネット通販サイトやAmazonなどで注文しましょう。

STEP
取りつけ工事の手配と施工

取り付け工事をしてもらう業者を選んで施工を依頼しましょう。

【ステップ0】エアコンを知ろう!

このステップは、エアコン選びや、取りつけの予備知識として設けました。

早くエアコンを選びたい!という方は飛ばしていただいて構いません。

エアコンてどういう構成なの?

よく私たちが目にするエアコンは、家庭用ルームエアコンのセパレート型、壁掛けタイプというものです。

エアコンは、お部屋の壁についている室内機と、屋外に設置された室外機で1セットです。

室内機と室外機は銅パイプでつながれていて、その中には、冷媒(れいばい)と呼ばれるフロンガスが入っています。銅パイプは室内機と室外機を循環するので、ひとつなぎになっていますが、パイプ自体は往路と復路で2本つながっています。

また、室内機から取った電源を室外機に送ったり、それぞれを制御する信号をやり取りをするためのケーブルが接続されています。

冷媒が流れる銅パイプに加えて、室内機からドレンホースという、排水のためのホースが屋外に出ています。ドレンパイプは、冷房や除湿時に熱交換器に結露した水を排水しています。

銅パイプとドレンホースは、専用のテープでぐるぐる巻きにまとめられています。さらに外観をキレイにしたい場合は、配管カバーに収納して見えなくすることもできます(配管カバーはオプションです)。

これらをまとめると、家庭用ルームエアコンの基本構成は、次のようになります。

  • 室内機(電源プラグあり)
  • 室外機
  • 室内機と室外機をつなぐ銅パイプ(往復路なので2本)
  • 室内機と室外機をつなぐ電源・信号ケーブル(接続コード)
エアコンの据付構成

エアコンがお部屋を涼しくしたり暖めたりする仕組み

先ほど、室外機と室内機には冷媒が流れていると説明しました。

この冷媒が、『室内機の熱交換器と室内の空気』、『室外機の熱交換器と屋外の空気』の間で、熱のやり取りをすることで、冷房や暖房をしています。

これは、熱が高いほうから低いほうへ移動するという性質を利用しています。

では、冷房と暖房では実際どのような熱のやり取りをしているのでしょうか?

まず、冷房の時は、室内機の熱交換器で、お部屋の熱を冷媒に移動させて(お部屋の熱を奪う)、室外機の熱交換器で、冷媒から屋外に熱を移動させます(熱を外に放つ)。 この循環をくりかえして、お部屋を涼しくしています。

暖房の時は、冷房とは逆向きに冷媒を流して、室外機の熱交換器で、屋外の熱を冷媒に移動させて(外の熱をもらう)、室内機の熱交換器で、冷媒からお部屋に熱を移動させます(お部屋に熱を放つ)。この循環をくりかえして、お部屋を暖めています。

さらに詳しい説明は、こちらの記事にまとめました。

エアコンの取りつけ工事って何をするの?

ここでは、エアコンの取りつけ工事で何をしているのかを少し解説していきます。

室内機と室外機の取りつけには、設置条件に合った場所を選ぶ必要があります。

室内機の設置条件は、下記が近くにあることです。

  • エアコン専用のコンセント
  • 配管を通す穴

もし、それらがない場合は、別途工事が必要になります。

また、室外機の設置条件は、地面に直接置く『直置き・地面置き』以外にも、

  • 直置き・地面置き
  • 立ちおろし
  • 屋根置き
  • 天吊り
  • 壁掛け
  • 二段置き

といった設置方法があります。

室内機と室外機の場所が決まったら、次の手順で取りつけ作業を行っていきます。

  • エアコン設置のための工事(必要ない方もいます)
  • 電源の確保
  • 配管経路の確保
  • 室内機の設置
  • 室外機の設置
  • 配管の接続(銅パイプ、ドレンパイプ、接続コード)
  • 運転の準備(真空引き・真空乾燥)
  • 試運転

手順1から4は、先ほどの図のように、室内機・室外機・パイプ類の設置と接続を行います。

その後、手順5で、室内機と室外機を先ほど説明した、冷媒を流す準備をします。

エアコン購入時、冷媒は室外機側に詰め込まれています。

室内機と室外機に接続した銅パイプで、室外機の冷媒を室内機側にも流してあげます。

その際、室内機と接続した銅パイプ内の空気を完全に抜いて、乾燥させます。

この作業を真空引き・真空乾燥といいます。

これをやらないと、配管内に残った空気中のごみや水分が凍り付き、冷媒循環の妨げ、冷暖房が効かなくなったり、銅パイプが損傷する原因になったりします。

運転を行う準備が終わったら、手順6で、試運転を行い、問題がなければ、これで取りつけ作業は完了です。

【ステップ1】エアコンを選ぶ

エアコンを選ぶ前に確認したいこと

では、さっそく実際にエアコンを選んでいきましょう。

と、その前に、『エアコンを選ぶ前に確認したいこと』をみていきましょう。

次の項目を確認することで、お部屋にあったエアコンを選ぶことができるようになります。

  • 配電盤(ブレーカー)
  • エアコン専用回路があるか
  • アンペア数は30A以上か
  • 室内機の設置スペース
  • エアコン専用のコンセントがあるか
  • エアコンの配管を出す穴が空いているか
  • 室外機の設置スペース
  • 建物の建材(木造・鉄骨)とお部屋の広さ
配電盤

まずは、項目1の配電盤(ブレーカー)ですが、図のように、エアコン専用回路があるかを確認してください。

専用回路は、エアコン1台につき1口用コンセントが必要となります。

100Vと200Vのうちいずれかの専用コンセントが自宅に備わっていることが必要です。

使用する部屋の広さや、他に使用している家電製品によって異なりますが、一般的に快適にエアコンを使うためには30A以上の電気容量が必要で、無い場合は工事が必要になります。

エアコンを購入する前に確認したい項目

次に、室内機・室外機の設置スペース、エアコン配管用の穴とコンセントについてです。

室内機を設置する場所には、配管用の穴とエアコン専用のコンセントが必要です。

そして、室内機、室外機を設置するためには周囲に空間が必要です。

必要な空間がしっかりと確保されていないと、エアコンの性能低下や、故障の原因になりますので、気を付けましょう。

また、お部屋の建材や広さによって、最適なエアコンが違います。

例として、ダイキンのカタログ(Rシリーズ AN40YRS-W)を見てみましょう。

建材は、木材と鉄骨で分かれており、お部屋の広さは6畳用から、広いもので25畳まで対応しています。

また、冷房と暖房、どちらをメインに考えるかでも推奨の畳数が変わってきます。

例えば、お部屋と選ぶ条件が下のような方は、AN40YRS-Wを選ぶと、お部屋に合った機種ということになります。

  • 冷房性能を重視
  • お部屋の建材が鉄骨
  • お部屋の広さが11畳

だだ、ひとつ知っておいてほしいことがあります。

実は、この畳数のめやすは、1965年に日本電機工業会(JEMA)で制定されてから現在まで更新されていないのです。

制定された当時の住宅は、「無断熱住宅」と言われていて、現在の住宅性能とは大きく異なっています。

現在の高気密住宅に合わせて畳数を算出すると、理論上は18畳のお部屋でも6畳用で十分という結果になります。

エンジニアポイント

現代のお部屋の気密性に、畳数のめやすが合ってないという情報は他のサイトにもでています。

この情報だけだと、畳数のめやすを大きく下げても問題なさそうに思えます。

しかし、実際は、エアコンの送風ファンの回転数は、お部屋の畳数に合わせて調整されています。同じ風速タップ(強風・弱風・微風 )でも、畳数のめやす違いで、風の勢いを変えているのです。

畳数のめやすを上げすぎてしまうと、同じ風速タップでも騒音値が上がるので注意!

ただし、お部屋の条件として、下記のようなお部屋は、表示のままの畳数目安にしたほうが良いでしょう。

  • 高天井(吹き抜けなど)
  • 窓が多い(輻射熱の影響を受けやすい)
  • キッチン

高天井の場合は、エアコンの取りつけ位置が上の方にいってしまうので、風の勢いが足りずに下のほうまで風が届かない場合があります。

窓が多い部屋は、輻射熱の影響を受けやすいため、窓が少ない部屋よりも暖まりにくかったり冷やしにくかったりします。

キッチンの場合は、火を使うので室温が上がりやすく、換気扇で空気が外に逃げるため、エアコンの効きが悪くなりますので、目安よりも大きいサイズを選びましょう。

『エアコンを選ぶ前に確認したいこと』については、こちらの記事に詳しくまとめました。

メーカーラインナップをみる

お部屋に合ったエアコンの選び方が分かったところで、早速メーカーラインナップを見ていきましょう。

エアコンは、メーカーごとにラインナップの種類がありすぎて、何を選んでいいのか分かりづらいですよね。

そこで、一目で各メーカーのラインナップが分かるように一つの図にまとめました。

各モデルのグレードは、全メーカーで統一されているものではありませんが、搭載されている機能数や性能によって、まとめています。

家電量販店では、これらのラインナップに加え、お部屋の畳数ごとにも並べてあるため、たくさん種類があるように見えるのです。

メーカーラインナップ

図の左から2番目の Super Premium が最も機能が充実している最上位グレードで、Lightにいくほど搭載機能が少なくなり安価になっていきます。

Special Model は、デザイン重視のモデルです。メーカーによっては、カラーバリエーションもあります。

デザインモデルは、お部屋の雰囲気にエアコンの色も合わせたい方におススメです。

選び方のおススメは、Upper Standard から Super Premium をリビング・ダイニングに、そして、Light からStandard を寝室や子供部屋に、というイメージです。

また、エアコンをよく使うお部屋には、エアコンの省エネ性能を表す、『APF(通年エネルギー消費効率)』の値が大きいものを選ぶと良いでしょう。

次からは、おススメ5社のメーカーとその特徴についてご紹介します。

エンジニアポイント

機能の優劣で悩んだ場合、APF(通年エネルギー消費効率)が高いエアコンを選びましょう。

APFについてはこちらの記事にまとめましたので参考にしてください。

ダイキン

ダイキンは、世界トップの売上高を持つ空調メーカー(2019年実績)で、日本を代表する空調メーカーです。

Premium モデルの R、Mシリーズはエアコンで唯一、無給水加湿機能を搭載しています。

また、R、M、Vシリーズは、換気(給気方式)機能があり、国が示す「新しい生活様式」に対応したモデルになっています。

2017年に発売された『risora』は、デザインモデルとして日本のグッドデザイン賞だけではなく海外のデザインアワードでも賞を獲得しています。カラーバリエーションが豊富で、受注生産のデザインもあるほどです。奥行きが185mmと超薄型であるのも特徴です。

さらに、ダイキン独自の『ストリーマ』技術は、東京大学大学院の久和茂教授、岡山理科大学の森川茂教授らの研究グループと共同で、新型コロナウイルスの不活性化に効果があるという検証結果を公表しています。

まさに、空調の世界トップメーカーの堂々たるラインナップといえます。

エンジニアポイント

技術者視点でのダイキンの強みは、製品の信頼性の高さと手厚いメーカーサポートです。技術者の視点で見ても、ダイキンの品質は高いと言えます。

ただ品質が良いだけではなく、もし不具合が生じた際でも、メーカーサポートを24時間365日受けることができます。

パナソニック

パナソニックは、ビューティー家電が若い世代からの支持を集め、ラインナップ全体をみてもデザイン性に優れています。

EXシリーズは、フィルタの自動お掃除機能付きで奥行き 239 mmと、高い機能性でありながら、お部屋になじむノイズレスデザインになっています。

また、パナソニックといえば、ナノイーが有名です。このナノイーも、大阪府立大学大学院と共同で実証実験を行い、新型コロナウイルスに対する抑制効果が確認されています。

エンジニアポイント

エアコン設計者としての一押し機能は、パナソニックのWi-Fiアプリ機能である、「うるおい暖房」です。なぜかというと、加湿は加湿器に任せるという思想が ”理にかなっている” からです。

この「うるおい暖房」は、パナソニックの加湿空気清浄機と連携し、加湿機が自動で運転します。外出時や、他の部屋のエアコンを遠隔操作して、うるおった快適空間をつくっておくことができます。

エアコンと連携できる、パナソニックの加湿空気清浄機はこちら

三菱

三菱の特徴は、『はずせるボディ』です。今は、各社、自動お掃除機能を搭載していますが、やはり、自分で細かい部分まで掃除したいと思っている方も多いはず。

しかし、機能が多くなるほど、部品も多くて個人で掃除することが難しくなっています。

中でも、フィルタ自動お掃除機能のついたエアコンは分解しにくく、業者のエアコンクリーニングでも料金が高く設定されています。

三菱は、その『フィルタお掃除メカ』を個人でも簡単に取外せるようになっています。

エンジニアポイント

エアコン設計者としても、自動お掃除機能はあくまで補助機能だと思っています。ですので、無駄な電気代を使わないためにも、快適な空間づくりのためにも、定期的なエアコンの掃除は必須です。三菱であれば、エアコンクリーニング業者に依頼せずとも、自分で掃除できるメリットは大きいですね。

日立

日立の特徴は、『凍結洗浄』です。この『凍結洗浄』は、Premium モデルから、Basic モデルまで搭載しています。

凍結洗浄は、熱交換器を凍らせて汚れを浮かし、溶かして一気に流すという機能です。

さらに、Premium モデルから Upper Standard モデルまでファンを自動お掃除するファンロボが搭載されています。

個人的には、機能としてもPremiumモデルに引けをとらず、デザインもスタイリッシュなWシリーズが最もおススメです。

Wシリーズの特徴については、次の記事にまとめています。

エンジニアポイント

今や、熱交換器の水で汚れを流す機能は各社搭載していますが、凍らせる機能は、日立が日本初でした。凍らせることで、熱交換器に付いた汚れを浮かせてはがして洗い流すことができます。日立唯一の機能は、ファンお掃除ロボという、送風ファンをブラシで掃除する機能です。

ファンに汚れの付きにくいコーティングしているメーカーは多いですが、一度汚れが付くとその上にホコリが堆積してしまします。ファンお掃除ロボは、直接掃除することができるため、その心配がありません。

シャープ

シャープといえば、プラズマクラスター。

このプラズマクラスター技術は、世界で初めて浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を実証しています。

中でもN-Pシリーズは、空気清浄機と呼べる、唯一のエアコンということで注目されています。

そして、シャープのラインナップは全てのモデルでプラズマクラスターを搭載しています。

エンジニアポイント

シャープエアコンのプラズマクラスター機能の素晴らしい点は、プラズマクラスターのメカニズムだけではなく、その放出位置にあります。他のメーカーは、たいてい目立ちにくい位置にイオン放出口がありますが、シャープは、エアコンの吹き出し口に、イオン発生器が搭載されています。吹き出し口でイオンを発生させることで、風に乗りやすく、プラズマクラスターの効果を最大限に発揮することができます。

【ステップ2】ネット通販サイトを決めて購入する

ステップ2では、実際にどこの通販サイトで購入するかを検討していきましょう。

安全なネット通販サイトはどこ?

ズバリ、安全なネット通販サイトはこちらです!

  • 楽天
  • 価格.com
  • 家電量販店のネット通販サイト

ただし、注意しなければならないのは、Amazonであれば、販売と配送をAmazonがやっているところを選んでください。

楽天も家電量販店のショップを選べば間違いないでしょう。

でも、せっかくネットで安く買いたいのですから、価格.comで探したいですよね。

価格.comの登録店で、かつ評価が高いショップを選ぶと良いでしょう。

中でも『激安のタンタンショップ』は、安くて送料も無料の商品が多くておススメです。

長期保証はつけたほうがいい?

ダイキン・パナソニック・三菱・日立・シャープ・富士ゼネ のメーカー無料保証期間は、

  • 媒回路 : お買い上げ日より 5年間
  • 本体(消耗品は除く) : お買い上げ日より 1年間

となっています。

冷媒回路は、室内機、室外機の熱交換器・冷媒配管と、室外機の圧縮機のことです。詳細については、【ステップ0】エアコンを知ろう!で解説しています。

故障の原因は様々ですが、初期不良がなく、定期的なメンテナンスをしていれば、1年のメーカー保証で十分だと思います。

また、冷媒回路の故障で多いのは、冷媒漏れですが、どこかに小さな穴が空いていてゆっくり冷媒が抜けて、エアコンの性能が十分に発揮できなくなった場合、使っていれば5年以内には分かるケースが多いです。

あくまで個人的な意見ですので、気になる方は、保証を付けることをおススメします。

ネットで購入すれば、保証費用が追加されても安く済む可能性が高いです。

【ステップ3】取りつけ工事の手配と施工

さて、ここまで来たらあとはエアコンの取りつけ業者を選ぶだけです。

実際、取りつけ業者によって、仕上がりが全然違います。

しかし、家電量販店では、店舗でもネットでも、私たちが取りつけ業者を選ぶことはできません。

そこで便利なのが、『くらしのマーケット』です!

『くらしのマーケット』では、エアコンの取りつけだけではなく、エアコンクリーニング、その他家電の設置、ハウスクリーニング、家事代行など、さまざまな暮らしに関するお仕事を依頼することができるサービスです。

私は、ネットによるエアコン購入のハードルを下げた立役者は、『くらしのマーケット』であると断言します!

個人で信頼度の高い取りつけ業者を見つけることができることは、非常に大きなメリットなのです。

くらしのマーケットのエアコン取り付けカテゴリの場所

くらしのマーケットに入ったら、図のように、エアコンの取り付けを選択してください。

すると、次のページにとびますので、お住まいの地域で対応できる業者さんを選んでください。

『くらしのマーケット』は、業者さんの顔写真や、施工写真、施工を依頼した方々の口コミの評価によって、優良な業者さんを見つけることができます。

また、取りつけ工事費用も掲載されているので、大体の目安が分かるようになっています。

エンジニアポイント

くらしのマーケットで依頼できる業者さんの場合、お客さんの評判、口コミが、売上に直結してくるため、作業が丁寧で、アフターフォローもしっかりしている可能性が高いです。

まとめ

日本でも近年ネット販売が急増してきました。

しかし、エアコンは据え付けが必要な家電なのでハードルが高いと感じる方も多いと思います。

本記事でエアコンをネットで購入するハードルを下げるお手伝いができたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

あかぺんのアバター あかぺん エアコン設計者

・大手家電メーカーでエアコンの設計開発に従事
・日本国内だけでなく海外向けのエアコンも担当
・エアコンに関わる様々な経験を持つ
 (商品企画/製造/量販店での販売/エアコン設置)

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