エアコンをキレイに保つことで、お部屋の快適性向上や家族の健康に良い影響を与えます。しかし、エアコンはとても掃除がしにくい家電でもあります。そこで、活躍するのがエアコンの自動お掃除機能です。自分に合ったお掃除機能を搭載しているエアコンを選んで、快適なお家ライフを手に入れましょう!本記事では、富士通ゼネラルの自動お掃除機能についてご紹介します。
自動お掃除機能一覧
富士ゼネのノクリアといえば、俳優の山崎賢人さんのCMが印象的ですよね。
機能としては、室内機の両サイドに搭載されているデュアルブラスターによるワイド気流が特徴的です。
では、さっそくノクリアXシリーズの自動お掃除をみていきましょう。
ノクリアⅩシリーズの自動お掃除機能は次の通りです。
- ハイドロフィリック熱交換器
- 熱交換器加熱除菌
- 抗菌・防カビコーティング送風ファン
- フィルター自動おそうじ
ハイドロフィリック熱交換器
エアコン内部の熱交換器に抗菌・防カビコーティングを施すことで、エアコン本体の除菌力を向上させています。また、次に解説する、熱交換器加熱除菌の前工程では、カビ菌やホコリを冷房・除湿運転中に洗い流すことができます。
熱交換器加熱除菌
富士ゼネの熱交換器加熱除菌は業界初となる機能です。
まず、抗菌・防カビコーティングが施されたハイドロフィリック熱交換器によって、冷房や除湿運転で発生した凝縮水を利用して、熱交換器に付着した、ホコリを洗い流します。
次に、熱交換器に凝縮水が付着している状態(湿っている状態)で熱交換器を55℃以上の高温にして温水を作り出します。
この温水が業界初となるポイントで、カビ菌は乾燥した空気中では、100℃でも耐えられるものも存在しますが、55℃の温水にすることによって、「湿熱効果」でカビ菌や細菌除去することができるのです。
文部科学省の、カビ対策マニュアル基礎編によると、通常のカビや酵母は0度以下または40度以上にすると生育不可能であり、これは、菌が水中に分散している状態での話。もし、乾熱(乾燥状態での加熱)では、カビ胞子を死滅させるには120度以上で60~120分程度の加熱時間を必要とし、非常に耐熱性が高い。とのこと。
この情報からも、55℃の温水はカビ菌除去効果が期待できそうですね。
機能紹介動画はこちらからどうぞ。(引用:富士ゼネウェブページより)
抗菌・防カビコーティング送風ファン
やはり、室内機内の風路にはカビ菌やホコリが付着しやすい。ということで、富士ゼネでも風路の要(かなめ)である、送風ファンに抗菌・防カビのコーティングを施すことで、清潔を保てるようにしています。
フィルター自動おそうじ
現在、大手メーカーのハイグレード機種には当然のようにフィルターの自動お掃除機能が搭載されています。
実は、このフィルターの自動お掃除機能、富士ゼネが元祖なのです。
富士ゼネは、2003年に世界で初めてフィルター自動おそうじ機能を搭載しました。
そのお掃除方法は、固定ブラシに、フィルタを巻くように移動させて掃き取る方法です。
掃き取ったホコリは手前に装着されたダストボックスに収納されます。
また、ホコリを収納するダストボックスは着脱しやすい設計で水洗いできます。
さらに、そのお手入れは、5年に1度でいいとのことです。
まとめ
本記事では、富士ゼネの自動お掃除機能についてご紹介させていただきました。
富士ゼネの内部クリーン機能の特徴は、加熱乾燥除菌において55℃の温水の力でカビ菌や細菌を除去するというところ。
そして、現在どのメーカーも搭載しているフィルター自動お掃除は、実は、富士ゼネが元祖だったというところです。
単純な加熱乾燥機能と比較すると、温水を利用するという点で、カビ菌や細菌の高い除去力が期待できます。
次の記事で、大手メーカー6社の自動お掃除機能についてまとめていますので、ご参考にしてください。
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