本記事では、エアコンを購入する前に確認しておきたい項目をご紹介。ネットでエアコンを買いたい!という方も、これから量販店にエアコンを買いに行きます、という方も必見です!
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購入前にチェックする内容
エアコンを購入したいけど、購入前に何を確認したらよいのでしょうか?
エアコンを購入する前に最低限確認したいのはこちらの内容です。
- 配電盤(ブレーカー)
- エアコン専用回路があるか
- アンペア数は30A以上か
- 室内機の設置スペース
- エアコン専用のコンセントがあるか
- エアコンの配管を出す穴が空いているか
- 室外機の設置スペース
- 建物の建材(木造・鉄骨)とお部屋の広さ
配電盤(ブレーカー)
図の例のように、配電盤に、エアコン専用回路があるかを確認してください。
専用回路は、エアコン1台につき1口用コンセントが必要となります。
100Vと200Vのうちいずれかの専用コンセントが自宅に備わっていることが必要です。
使用する部屋の広さや、他に使用している家電製品によって異なりますが、一般的に快適にエアコンを使うためには30A以上の電気容量が必要です。
※無い場合は工事が必要になります。
エアコン専用回路が必要な理由は、必要な電力供給が足りず、感電や火災の原因となるためです。
室内機の設置場所
室内機の設置スペース
室内機を設置するためには次のスペースを確保してください。
- エアコン上面から天井まで:5㎝以上
- エアコン側面から壁まで :5㎝以上
必要な寸法が確保できていないと、エアコンの性能を充分に発揮できないことがあります。
室内機のサイズは、エアコンメーカーのウェブページやカタログで確認することができます。
エンジニアポイント ~その1~
エアコンの直下にカーテンレール等の障害物がある場合、エアコン運転中に最大となる寸法が確保できているかを確認する必要があります。
この情報も、エアコンメーカーのウェブページで参照できます。下の図は、シャープのN-Sシリーズの例です。
エアコンのルーバーがカーテンレールや家具に引っかかり、エアコンの運転に支障がでることがあります。
エンジニアポイント ~その2~
エアコンの直下にテレビ等の電化製品を置くのは避けよう。
冷房運転の時、エアコン内部は結露しています。基本的には結露は滴下しませんが、万一のことを考え、エアコンの直下にテレビ等の電化製品を置くのは避けましょう。
室内機を取り付けたい場所の付近に専用回路のコンセントがあるか
先ほど、配電盤のところで専用回路の確認をしました。
その専用回路につながるコンセントが、室内機を取り付けたい場所の付近にあることを確認してください。
室内機を設置する付近に配管用の穴が空いているか
買い替えであれば問題なくあると思いますが、新規設置の場合は室内機を設置する付近に配管用の穴が空いているかを確認してください。
室外機の設置場所
室外機は普段目にするものではないので、確認が難しいと思うかもしれません。
置き換えの場合は、今の室外機がどこに設置されているかをまず確認してみましょう。
室外機の設置スペース
室外機を設置するためには、次のスペースを確保してください。
- 室外機側面から壁まで:5㎝以上
- 室外機背面から壁まで:5㎝以上
- 前面側から :25㎝以上
設置工事における標準工事外の作業
エアコンの設置工事において、標準作業と呼ばれる作業以外には追加費用が発生します。
家電量販店でもネット通販でもそうですが、『設置工事費込み』のものについては、ほとんどが、標準工事までのサポートです。
では、標準工事以外の作業にはどのようなものがあるのでしょうか。
- 室内機と室外機をつなぐ、配管・電源供給ケーブル・ドレンホースが4m以上必要になる場合
- 室外機の設置場所が、地面やベランダなど、設置が容易な箇所ではなく、設置するための器具を必要とする場合。(例:外壁掛け、屋根置き、2段置き、2階から1階までおろす、天井から吊る、等)
- 外に出ている配管類を化粧カバーで覆う場合
買い替えの場合でも、室外機のサイズによって、設置器具を交換する可能性もあります。
また、追加作業の費用は、現金で徴収される場合がありますので注意してください。
エアコンを選ぶ
ここまでくれば、あとはどのエアコンにするかを選んでいくだけです!
エアコンの選び方としては、主に、メーカーとグレードです。
ごちらが、大手エアコンメーカーのラインナップをまとめた表です(2021年3月現在)。
左に行くほどグレードが上がっていきます。搭載機能と価格帯のバランスでグレードを決めてください。
グレードが決まったら、エアコンを設置する部屋に最適なエアコンの『能力』を決めます。
お部屋の建材や広さによって、最適な能力が変わります。
建材は、木材と鉄骨で分かれており、お部屋の広さは6畳用から、広いもので25畳まで対応しています。また、冷房と暖房でも能力が違うため、ここでは冷房運転で畳数を決めます。
さきほど、コンセントの形状を確認しましたが、エアコンが決まったら、エアコンのプラグがそのコンセント形状と合っているか確認してください。主な対応を表にまとめましたので参考にしてください。メーカーやシリーズによっては、3.6kWの機種で200Vのものもあるので注意が必要です。
畳数に合わせてエアコンを選ぶ
ここまで、購入前に必要な確認事項を見てきました。それでは早速、お部屋の畳数に合わせて実際にエアコンを選んでみましょう。各ボタンをクリックするとヤマダウェブの検索結果が表示されます。
まとめ
本記事では、エアコンを購入する前に確認すべき項目についてご紹介しました。ご購入をお考えの際は参考にしてみてください。
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