私は、学生時によく友人となぞなぞやクイズをしていました。Rakunalogでは私が良問だと思う問題を時々ご紹介しています。

このRakunalogでは、謎解き第3弾です!
「地下室の電球」
今から少し昔のお話。あるところに、アレックスという科学の実験が大好きな少年が住んでいました。

アレックスの家には使っていない古い地下室がありますが、パパの言いつけでアレックスはそこに入ることができません。
実験大好きアレックスは、その地下室を実験室にしたくてしょうがありませんでした。
ある日、パパはアレックスにこんなことを言いました。
下の地下室には大きな電球が3つある。この部屋にはそれらにつながる3つのスイッチがあって、このスイッチのオンオフで下の電球が点灯、消灯するようになっている。ただしどのスイッチがどの電球につながっているかは分からない。
アレックス、お前は一度だけ地下室に行ってもよいとする。その一回で、どのスイッチがどの電球と接続されているかを言い当ててみなさい。この問題に見事答えることができれば地下室を自由に使っていいぞ!

アレックスは嬉しくてたまりませんでした。絶対に正解してやる!

問題のおさらい
ここで、問題のおさらいです。
- 地下室には電球が3つあります。
- 上の階には、その電球につながる3つのスイッチがあります。
- 電球とスイッチはどれにつながっているか分かりません。
- 一度だけ地下室に行くことができます。
- その一回で、どのスイッチがどの電球につながっているか答えてください。
さて、どのようにして全てのスイッチと電球の接続が分かるのでしょうか?

ヒント
スイッチA、Bをオンにして地下室に行ってもどれか2つが点灯しているはずだから、スイッチCにつながっている電球は分かるけど、それ以外が分からないですよね。
ヒント1:電球は白熱電球を使っています。
ヒント2:時間軸を考えることでこの問題の答えが見えてきます。
答え
これは正解の一例です。どのスイッチで行ってもいいです。
まず、スイッチAをオンにした状態で放置します。
ある程度放置したら、スイッチAをオフにして、スイッチBをオンにします。
その状態で地下室に行ってください。
まずは、点灯している電球がスイッチBとつながっていることが分かります。
次に、消灯している2つの電球に触れてください。どちらかが熱いか温かいはずです。
そうです、この熱で電球がスイッチAとつながっていることが分かるのです。
そして、熱くない電球がスイッチCとつながっています。

アレックスは見事正解を言い当てて、実験室をゲットしたのでした!


めでたしめでたし!
まとめ
本記事では、「地下室の電球」というタイトルで謎解きをご紹介しました。
私がこの問題の好きなところは、時間軸を考えると答えが分かるところです。
前回出題した「4人の囚人」も平面的な思考ではなく、時間軸を考慮することで答えに辿り着くことができました。このように、違った目線で物事を捉えることでヒラメキが生まれる問題が大好きです。

答えが分かった時のアハ体験がたまらない!
お付き合いいただきありがとうございました。また何か思い出したら謎解き記事書いていこうと思います。
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