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家電におけるIoTとビッグデータの活用法

雑記
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世は、まさに大IoT時代!ということで、今回は、家電とIoTそしてビッグデータの利活用について考えてみようと思います。

IoTとは?

IoTは、Internet of Thingsの略で、モノがインターネットと通じていることを指します。センサを持つモノがインターネットを通じて情報をやりとりできます。例えば、温度センサを持った置き時計が、午前10時の気温は24℃です。と時計の持ち主のスマホに表示させる。のように、様々情報をインターネットを介して利活用することができます。

ビッグデータとは?

ビッグデータの共通定義はまだ定まっていないようですが、日立製作所のウェブサイトによると、1つの定義としては、「ビッグデータとはインターネットの普及とIT技術の進化によって生まれた、これまで企業が扱ってきた以上に、より大容量かつ多様なデータを扱う新たな仕組みを表すもので、その特性は量、頻度(更新速度)、多様性(データの種類)によって表される。」とのこと。単純な大容量のデータというわけではなく、随時更新されるたくさんの種類のデータを指すということでしょうか。

家電への活用法を考えてみた

今日では、家電のIoT化により、様々な製品にWi-Fiモジュールが搭載されています。具体的にこうというわけではないのですが、概念的にどのように利活用できるかを考えてみました。

家電業界でのIoT及びビッグデータの活用法は、おそらくこの2つがメインになると思われます。

  • マーケティング
  • 品質管理
    • 製品
    • 梱包

マーケティングでの活用法

製品に搭載しているセンサから得られる情報をWi-Fi通信を介して収集、分析して、顧客の潜在ニーズを見出すのに活用できると考えます。

例えば、冷蔵庫で考えてみましょう。冷蔵庫には温湿度センサは標準でついていると思いますが、さらに庫内の状況を把握するための画像センサやサーモセンサがついていたとします。

それらのセンサ情報から、ユーザーが何をどこに置くことが多いのか、一日にどれくらい開閉するのか、庫内の温度変化は外気温に対してどのような相関があるのか、どのような地域でどの製品が買われているのか、その冷蔵庫の持つ機能を十分に利用できているのかなど、通常では得られない市場調査データを収集することができます。

それらの情報を分析することで、新しい相関関係の発見や潜在ニーズを見つけ出すことができるかもしれません。

品質管理での活用法

品質管理については、製品と梱包について挙げさせていただきましたがそのまま冷蔵庫の例で考えてみます。

製品の品質について

冷蔵庫に搭載されている温湿度センサ情報を収集した結果、例えばある機種で、庫内の温度ムラが大きいものが多数検出されたとき、メーカーでその機種について確認を行い、異常が発覚すれば、市場クレームになる前に対策を打つことができます。また、カメラやサーモセンサで得られた庫内の環境データを分析することで、より最適な庫内の温度制御を構築できるかもしれません。そして、その制御システムを製品にインターネットを介してフィードバックしソフトウェアを更新することで製品を世の中に出しながら品質を向上させていくことも可能になるかもしれません。

梱包の品質について

次に、梱包仕様についてです。製品内に、位置センサと振動センサ(加速度・角速度センサ)が搭載されていたとして、流通過程でセンサ情報が取得可能な状態であるとします。製品に電源が投入されWi-Fiがオンになったとき、それらのセンサ情報が自動的にフィードバックされるようになっていれば、どの製品がどのような流通経路でどのような振動や衝撃を受けてきたのかが分かります。それらの情報から、製品ごとに最適な梱包仕様を見つけることができます。

今までの市場情報収集

今までは、ユーザーアンケートやグループインタビューなどでの市場調査が一般的でしたが、ユーザーが持っている悩みから潜在ニーズを引き出すことはとても難しく、ユーザーが何気なく使っているときのデータを分析することによって、だれも気付いていない相関関係から潜在ニーズの発見につながるかもしれません。

まとめ

IoTとビッグデータを組み合わせることによって、潜在ニーズの発見や、今まで不可能だった品質管理方法、情報収集が難しかった流通の追跡ができるようになるかもしれません。しかし、白物家電の業界では、まだまだIoT技術の適用が追い付いていないのが現状だと思います。理由は、元々社内にIT技術者がいないからです。これからは、IoT、ビッグデータをうまく活用し、より良い製品、イノベーションを生み出していきたいですね。

アカペン
アカペン

そんな技術者に私はなりたい。

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